Y氏です。
今回で3回目の開催です。
「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」講習会
警察庁から依存症対策を迫られた全日遊連が、ホールに従事する人間に依存症に対する正しい知識を身につけ予防と対策をアドバイスする為に始めたものです。
具体的には?
依存症と思われるお客さんに対して、依存症に対しての相談を行っているリカバリーサポートや精神保健福祉センターの電話相談案内をする。
また、過去にご紹介した自己申告プログラムをご案内するというもの。
このパチンコ・パチスロアドバイザーの講習を受けて、修了証をもらった人間を1ホールに付き1人置きなさいという話になっております。
将来的には1ホールに3人を目指すとの事ですね。
実際の所どうなのか
こちら1日で終わる講習です。
すでに3,500名が修了証を持っているとの事です。
1ホールに1人というのが、どこまで強制力を持つのかがポイントになりますが、将来的には3人置く目標になっているので、一応取りに行きましょう。
既に修了証を持っているスタッフが居ることを、店外告知されてる法人さんもありますし。
今は新装以外の告知が出来ないパチンコ業界からすれば、大手さんなら特に何か少しでもユーザーさんにPR出来る材料を欲している所でしょう。
依存症対策簡単まとめ
以下、取り組みと団体です。
・ぱちんこ依存症対策リカバリーサポート・ネットワーク
パチンコ・パチスロの遊技に関する依存及び依存関連問題解決の支援を行うことを目的に設立された非営利の相談機関。
・遊技産業活性化委員会/広告紙面における「のめり込み防止標語」
パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです。の文言をチラシ全体の面積に対して、およそ20%のサイズで入れる。
パチンコ・パチスロ産業21世紀会/安心パチンコ・パチスロ・アドバイザー
1ホール3名体制を目指す、店舗で依存症と思われる方へ支援を行う団体や機関を紹介する。
・パチンコ・パチスロ産業21世紀会/自己診断チェック表
自己診断により依存症に当てはまる方へ、各支援団体の紹介などをする。
・日遊協/自己申告プログラム
会員様向けの依存症対策<>で、お客様ご自身で1日の遊技の使用金額を申告していただき、設定値に達した場合にその事を申告いただいたお客様にお知らせして、お金の使いすぎを防ぎ、安全・安心遊技をシステム的に担保する仕組み。
・全日遊連/遊技関連依存問題検討プロジェクトチーム(仮)
IR法案ができ、依存症問題の話が関係閣僚会議でも出てきている。
これに対して業界が迅速に対応できる体制を作るために新たに立ち上げるチーム。
細かく見るともっとあるのと各団体は参加しているのが、ほとんど被っています。
これだけバラバラに各団体が動いていては本来の目的であるユーザーの依存症対策としては伝わり辛く不明瞭で不親切です。
本来の目的は何なのか
もう業界が行ってる「依存症対策と団体が色々あり過ぎて解んなくなってきてるのと、どさくさに紛れて新たな団体を作って再就職とかして叩かれる原因にならないで欲しいですよね。
絶対に|д゚)
そもそも、新たな団体が必要なのか。
本当に依存症で困ってる人が居た場合にこれだけやってるのは解ったけど、実際どこにいけばいいの?となります。
今やってることは、本来の目的である<>ユーザーに対しての依存症対策ではなく各団体が叩かれない為の、単なるポージングに見えてしまうのが残念です。
・パチンコ・パチスロ産業21世紀会
構成団体は以下の通りです。
団体一覧
全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)
一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協)
日本遊技機工業組合(日工組)
日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)
全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)
回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)
一般社団法人遊技場自動サービス機工業会
遊技場自動補給装置工業組合
遊技場メダル自動補給装置工業会
一般社団法人日本遊技産業経営者同友会
一般社団法人余暇環境整備推進協議会
一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会
一般社団法人プリペイドシステム協会
一般社団法人電子認証システム協議会
どこの業界もこんな感じなのかもしれませんけど・・・
新たな団体を作るなら上記の依存症対策をひとまとめにする団体を作って、そこが全てを行うべきだと思いませんか|д゚)