Y氏です。
「頭取り」って知ってます?
頭取りを行っているのは、パチンコ業界だけではないので知ってる方もいると思いますが。
ホールで打ってる時に、他店の制服を着て大体バインダーを持って店内をチェックしてる人見た事ありませんか?
その人が行ってるのが頭取りです。

と、ドヤ顔をしたいだけではありません。
マーケティングの一つですね。
具体的に何を書いてるのか?
これは行かせてるホールさんの目的によりますけど。
全体の総客数、機種毎の客数、男女の数、店内の告知物、その他の変化などです。
今は頭取りに出す人員がもったいないという理由で、ホールコンから自動的に集計して競合店同士で見れるようにするシステムを使っている地区もあります。
前にメッチャ可愛い店員さんを敢えて行かせて、お客さんを釣るという話も聞いたことがありますが、よっぽどのレベルじゃないと動かないですよね・・・。
頭取りを活用する術
皆さん何回も打ちに行ってるホールなら、顔を覚えてしまう位しょっちゅう顔を合わせるお客さん居ますよね。
いわゆる常連さんですね。
ホールは自店の商圏内で、そういった人達がどんな機種・どんなスペックを好んで打っているのか。
相手を知る事で、自店をどうしていくかを考える戦略の部分を考えます。
これを何年も続けていくと、年間のバイオリズムを知る事も出来るので、9月~11月は下がる傾向等の大きな流れも解ります。
当然地区一番を目指したい|д・)
商圏内の総客数を各店舗の客数で割ると、商圏内でその店舗がどれ位のシェア(占有率)を持ってるかが解ります。
まずは、どこのホールさんも地区一番店を目指すと思います。
ホールのポスターでよく見かける地区最速とか地区最大などの文言は一番へのこだわりの表れなのです?|д・)
有名なランチェスターの法則は、地区一番店というのは最低でもシェアを26%以上としており、このシェアを目標に営業されているホールさんもあります。
やはり地区一番店は、ユーザーさんへの影響力を大きく持ってます。
客が全く入って無い5番店と、パンパンの1番店が、何か新しいことを始めた時の地区へ与える影響は全く違います。
シェアが均衡している地区もありますので、日々の営業では見え辛いですが。
商圏内のホール同士は闘っているんですね(; ・`д・´)
皆さん一番店を目指し日々躍進されてると思います。
目指す場所はそれぞれ
とはいえ地域一番店を崩すのは、並大抵の事ではありません。
中小ホールが頑張って、新台を多大数導入して集客したとしても、隣の大手ホールが、それ以上の<>新台台数を入れてきたらあっさり潰されてしまいます。
弱者は強者の総合力には勝てませんから、局地戦で差別化を行っていかなければなりません。
今のパチンコ業界は、昔の様に手放しでも集客出来る状況ではなく、年々減る遊技人口に対して、生き残りを掛けた闘いになっております。
その為にも、頭取りが必要になるんですね。